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ピアソンの相関関係を見つける


発行: 15 Feb 2017
最終修正日: 14 Oct 2020

ご質問

Tableau Desktop で 2 つのメジャーの間の相関を見つける方法

環境

Tableau Desktop
 

回答

クリックして手順を展開する
オプション 1 - Tableau 10.2 以降のバージョンを使用する

ステップ 1: 散布図の作成

この例では、"Superstore (スーパーストア)" サンプル データを使用し、この記事に添付されています。詳細については、ワークブック Pearson Correlation.twbx を開いてください。 
  1. "Profit (利益)" を [列] にドラッグし、"Sales (売上)" を [行] にドラッグします。
  2. [分析] メニューで、[メジャーの集計] チェックボックスをオフにします。
  3. ビューを右クリックし、[傾向線] > [傾向線の表示] を選択します。
  4. ビューを再度右クリックし、[傾向線] > [傾向モデルの説明] を選択します。
  5. [傾向モデルの説明] ダイアログ ボックスで、R-2 乗の値を見つけます。この例では、R-2 乗の値は 0.229503 です。

ステップ 2: ピアソン相関の計算

さまざまなオプションを使用して、ピアソン相関を見つけることができます。たとえば、

  1. 電卓またはその他のプログラムを使用する
    1. R-2 乗値の平方根を計算します。それが相関 (r) になります。√0.229498 = 0.4791
    2. この例の値を 2 桁に四捨五入すると 0.48 になります。
  2. CORR 関数を使用して、計算フィールドを作成します。 
    • 次のような式を入力して、[OK] をクリックします。 
      CORR([Profit], [Sales])
    • この式は、2 つの式のピアソン相関係数を返します。ピアソン相関係数は、2 つの変数の間の線形関係を測定します。結果は -1 から +1 の範囲となります。ここで、1 は絶対的なプラスの直線関係を示します。つまり、1 つの変数の値の増加により、もう一方の変数の値が対応する倍率で増加することを表します。0 は分散間に線形の関係がないことを示し、−1 は絶対的なマイナスの関係を示します。
  3. WINDOW_CORR 関数を使用して、計算フィールドを作成します。
    • 次のような式を入力して、[OK] をクリックします。 
      WINDOW_CORR(SUM([Profit]), SUM([Sales]))
    • ウィンドウ内の 2 つの式のピアソン相関係数を返します。ウィンドウは、現在の行からのオフセットとして定義されます。パーティション内の最初または最後の行からのオフセットには、FIRST()+n および LAST()-n を使用してください。開始と終了を省略すると、パーティション全体が使用されます。
Tableau Desktop 10.2 では、新しい相関関数と共分散関数が追加されました。詳細については、「Tableau Desktop の新機能」(英語) を参照してください。
 
次のビデオで説明されている手順を表示するには、上記セクションを展開します。
注: ビデオに音声はありません。
 
 
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オプション 2 - 旧バージョンの Tableau Desktop を使用する
オプション 1 で使用した 3 つの計算に相当するものは、次の式を使用して再現することもできます。

CORR の代わりに
  1. [分析] > [計算フィールドの作成] を選択します。
  2. 計算フィールドに名前を付けます。
  3. 次の式を入力し [OK] をクリックします。
    COVAR([Profit], [Sales]) / (STDEV([Profit])*STDEV([Sales]))
オフセットが指定されていない場合
  1. [分析] > [計算フィールドの作成] を選択します。
  2. 計算フィールドに名前を付けます。
  3. 次の式を入力し [OK] をクリックします。
    WINDOW_COVAR(SUM([Profit]), SUM([Sales]))/
    (WINDOW_STDEV(SUM([Profit]))*WINDOW_STDEV(SUM([Sales])))
オフセットが指定されている場合
  1. [分析] > [計算フィールドの作成] を選択します。
  2. 計算フィールドに名前を付けます。
  3. 次の式を入力し [OK] をクリックします。
    WINDOW_COVAR(SUM([Profit]), SUM([Sales]),-5,0)/
    (WINDOW_STDEV(SUM([Profit]),-5,0)*WINDOW_STDEV(SUM([Sales]),-5,0))
 
その他の例と詳しい説明については、コミュニティの「共分散、傾向線、相関係数 R および R-2 乗」(英語) を参照してください。

詳細情報

  • 相関 r は、2 つのメジャー間の関係の度合いを表す単一の数です。相関係数は、-1 <= r <= 1 である値です。
  • 正の相関は、x と y のメジャーの間で、x の値の増加とともに y の値も増加するという関係を示します。
  • 逆に負の相関は、x の値の増加とともに y の値が減少するという関係を示します。
  • 相関 r が -1 または 1 に近いほど、x と y の間の関係は強くなります。
  • r が 0 に近いか等しい場合、メジャー間の関係は弱いか、存在しません。
  • 一般的な原則として、r の値は次のように解釈できます。
    • +.70 以上は、非常に強い正の関係を示す
    • +.40 ~ +.69 は、強い正の関係を示す
    • +.20 ~ +.39 は、中程度の正の関係を示す
    • -.19 ~ +.19 は、関係がないか、弱い関係を示す
    • -.20 ~ -.39 は、中程度の負の関係を示す
    • -.40 ~ -.69 は、強い負の関係を示す
    • -.70 以下は、非常に強い負の関係を示す
CORR() 集計関数を使用する場合は、Tableau ヘルプのサポートされるデータ ソースを参照してください。

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