回答

1. [Order Date (注文日)] を [行] にドラッグします。
2. [YEAR(Order Date) (年(注文日))] のプラス記号をクリックして [QUARTER(Order Date) (四半期(注文日))] を [行] に追加します。
3. [Sales (売上高)] を [テキスト] にドラッグします。
4. [マーク] カードの [Sales (売上高)] を右クリックし、[簡易表計算] > [差の割合] を選択します。

   既定では、差の割合は、ある四半期と時系列でその前の四半期 (例: Q1 2017 と Q4 2016) の間で計算されます。QOQ の計算では、比較したいのは異なる年の同じ四半期 (例: Q1 2017 と Q1 2016) です。

5. [マーク] カードの [Sales (売上高)] を右クリックし、[表計算の編集] を選択します。
6. [表計算] ダイアログで、次を実行してからダイアログを閉じます。
   • [特定のディメンション] を選択する
   • [Quarter of Order Date (注文日の四半期)] を [Year of Order Date (注文日の年)] の前にドラッグする
7. "Sales excluding incomplete months (不完全な月を除いた売上高)" のような名前を付けて、次のような計算の計算フィールドを作成します。
   IF NOT (
YEAR( [Order Date] ) = YEAR( { FIXED : MAX( [Order Date] ) } ) - 1
AND DATEPART( 'quarter', [Order Date] ) = DATEPART( 'quarter', { FIXED : MAX( [Order Date] ) } )
AND MONTH( [Order Date] ) > MONTH( { FIXED : MAX( [Order Date] ) } )
)
THEN [Sales]
END
 

   この計算では、2 番目に新しい年の月から、直近の四半期で欠落している月を除いた全期間の売上高が返されます。

8. [分析] > [計算フィールドの作成] を選択し、簡易表計算を適用した [SUM(Sales) (合計(売上高))] を計算ウィンドウにドラッグします。Tableau Desktop によって、差の割合に使用される式が自動的に書き出されます。この計算は次のようになります。
   (ZN(SUM([Sales]))
 - LOOKUP(ZN(SUM([Sales])), -1))
/ ABS(LOOKUP(ZN(SUM([Sales])), -1))
9. Tableau によって生成された差の割合の式を修正します。検索対象のすべての月について、[Sales (売上高)] を [Sales excluding incomplete months (不完全な月を除いた売上高)] に置き換えます。最終的な計算は、次のようになります。
   (ZN(SUM([Sales]))
- LOOKUP(ZN(SUM([Sales excluding incomplete months])), -1))
/ ABS(LOOKUP(ZN(SUM([Sales excluding incomplete months])), -1))
 

   上記の計算では、前の日付期間の売上高のみが置き換えられます。これは、現在の四半期は常に完全な売上高を使用するが、その四半期がフィルターされている場合はフィルターされた売上高と比較されることを意味します。

10. 計算に名前を付けて [OK] をクリックします。この例では、計算に "% Difference Sales (売上高の差の割合)" という名前を付けます。
11. 簡易表計算を適用した [SUM(Sales) (合計(売上高))] を [% Difference Sales (売上高の差の割合)] に置き換えます。
12. [マーク] カードの [% Difference Sales (売上高の差の割合)] を右クリックし、[表計算の編集] を選択します。
13. [表計算] ダイアログで、次を実行してからダイアログを閉じます。
    • [特定のディメンション] を選択する
    • [Quarter of Order Date (注文日の四半期)] を [Year of Order Date (注文日の年)] の前にドラッグする