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データが表示されない場合に簡易表計算の値を除外する


発行: 19 May 2017
最終修正日: 20 Jul 2023

ご質問

差の割合の簡易表計算で比較されるいずれかの値が NULL の場合に NULL を表示する方法。

たとえば、差の割合の簡易表計算をディメンションに追加した場合、下半期のデータがないと、データのない最初の月が「-100%」と表示されます。

環境

Tableau Desktop

回答

表関数を使用する計算フィールドを作成して、簡易表計算ではなく差の割合を生成します。添付のワークブックの例では、サンプル データを使用して次の方法を示しています。
  1. 日付フィールド (この例では[Date (日付)]) を右クリックして [行] シェルフへドラッグします。
  2. [フィールドのドロップ] ダイアログで、[MY(Date) (MY(日付))] を選択して [OK] をクリックします。
  3. メジャー (この例では [Value]) を [マーク] カードの [テキスト] にドラッグします。
  4. [マーク] カードで [SUM(Value) (SUM(値))] を右クリックし、[簡易表計算] > [差の割合] を選択します。
  5. 計算エディターを開き、[マーク] カードから [SUM(Value) (SUM(値))] を計算エディターにドラッグします。
    • Tableau Desktop で自動的に次の式を書き出し、差の割合に使用します。
      (ZN(SUM([Value])) - LOOKUP(ZN(SUM([Value])), -1)) / ABS(LOOKUP(ZN(SUM([Value])), -1))
    • 式から関数 ZN() を削除します。関数 ZN() によって NULL 値はゼロに変換されます。最終的な計算は、次のようになります。
      (SUM([Value]) - LOOKUP(SUM([Value]), -1)) / ABS(LOOKUP(SUM([Value]), -1))
      
  6. 計算に名前を付けて (この例では、"% Difference Amount (差額の割合)")、[OK] をクリックします。
  7. [マーク] カードの [SUM(Value) (SUM(値))] を [% Difference Amount (差額の割合)] に置き換えます。
  8. (オプション) ビュー内での新しい計算フィールドのランク方法によっては、表計算を [表 (下)] に編集する必要がある場合があります。

詳細情報

設計上、簡易表計算では NULL 値 (クロス集計内の空白のセル) をゼロとみなします。

上記の操作手順を確認するには、次のビデオを参照してください。
注: ビデオに音声はありません。
 
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