ご質問NULL や欠落しているデータをゼロで置き換える方法たとえば、すべてのプロジェクトではビューに 3 つの段階が存在する必要があり、ある段階で [Amount (量)] データが存在しないと、ビューにはゼロが表示されます。
回答 クリックしてオプション 1 を展開する オプション 1: ZN を使用する [分析] > [計算フィールドの作成] を選択します。開いた [計算フィールド] ダイアログ ボックスで次の操作を行い、[OK] をクリックします。計算フィールドに名前を付けます。この例では、計算フィールドに "Replace empty cells with zero (opt 1) (空のセルをゼロで置換 (オプション 1))" という名前を付けます。式フィールドで、次のような計算を作成します。ZN(SUM([Amount])) ZN() 関数により、すべての NULL 値がゼロで置換されます 「Replace empty cells with last value (opt 1) (空のセルを最後の値で置換 (オプション 1))」などの名前を付けて、次のような計算の計算フィールドを作成します。IFNULL( SUM([Amount]), PREVIOUS_VALUE(0) )IFNULL(..., PREVIOUS_VALUE(0)) は NULL 値をこの計算の最後の値で置換し、これにより実行中の最後の値が作成されます。ビューの作成方法によっては、別の方法で PREVIOUS_VALUE() を計算する必要がある場合があります。「表計算での値の変換」を参照してください 必要となる最終的な結果に応じ、[マーク] カードの [テキスト] にある [Amount (量)] を [Replace empty cells with zero (opt 1) (空のセルをゼロで置換 (オプション 1))] または [Replace empty cells with last value (opt 1) (空のセルを最後の値で置換 (オプション 1))] で置換します(オプション) 値を右クリックして必要に応じて書式設定することにより、ビューの値をカスタマイズします。 次のビデオで説明されている手順を表示するには、上記セクションを展開します。注: ビデオに音声はありません。 クリックしてオプション 2 を展開する オプション 2: フィルターをパラメーターで置換する このオプションでは、NULL データと、ビューからフィルターで除外されたデータがゼロで置換されます。[データ] ペインの [ディメンション] の隣にある下矢印をクリックし、[パラメーターの作成...] を選択します。[パラメーターの作成] ダイアログで、次の操作を行い、[OK] をクリックします。パラメーターに名前を付けます。この例では、"Date Parameter (日付パラメーター)" という名前にします。[データ型] で [日付] を選択します。[許容値] で [すべて] を選択します。 [データ] ペインの [Date Parameter (日付パラメーター)] を右クリックし、[パラメーター コントロールの表示] を選択します。[分析] > [計算フィールドの作成] を選択します。開いた [計算フィールド] ダイアログ ボックスで次の操作を行い、[OK] をクリックします。計算フィールドに名前を付けます。この例では、計算フィールドに「Filtered Amount or zero (opt 2) (フィルターされた量または 0 (オプション 2))」という名前を付けます式フィールドで、次のような計算を作成します。ZN( IF [Date] >= [Date Parameter] THEN [Amount] END ) ZN() 関数により、すべての NULL 値がゼロで置換されます。IF ステートメントは [Date (日付)] フィルターに取って代わります。 「Filtered Amount or last value (opt 2) (フィルターされた量または最後の値 (オプション 2))」などの名前を付けて、次のような計算の計算フィールドを作成します。IFNULL( SUM( IF [Date] >= [Date Parameter] THEN [Amount] END ), PREVIOUS_VALUE(0) ) IFNULL(..., PREVIOUS_VALUE(0)) は NULL 値をこの計算の最後の値で置換し、これにより実行中の最後の値が作成されます。ビューの作成方法によっては、別の方法で PREVIOUS_VALUE() を計算する必要がある場合があります。「表計算での値の変換」を参照してください 必要となる最終的な結果に応じ、[マーク] カードの [テキスト] にある [Amount (量)] を [Filtered Amount or zero (opt 2) (フィルターされた量または 0 (オプション 2))] または [Filtered Amount or last value (opt 2) (フィルターされた量または最後の値 (オプション 2))] で置換します[Date (日付)] を [フィルター] シェルフから削除します。(オプション) 値を右クリックして必要に応じて書式設定することにより、ビューの値をカスタマイズします。 次のビデオで説明されている手順を表示するには、上記セクションを展開します。注: ビデオに音声はありません。 クリックしてオプション 3 を展開 オプション 3: ビューを作り直して ZN(LOOKUP()) を使用する このオプションでは、NULL、欠落しているデータ、またはフィルターで除外されたデータがゼロで置換されます。[Stage (段階)] を [行] シェルフから [列] シェルフにドラッグします。[分析] > [計算フィールドの作成] を選択します。開いた [計算フィールド] ダイアログ ボックスで次の操作を行い、[OK] をクリックします。計算フィールドに名前を付けます。この例では、計算フィールドに "Replace empty cells with zero (opt 3) (空のセルをゼロで置換 (オプション 3))" という名前を付けます。式フィールドで、次のような計算を作成します。ZN(LOOKUP(SUM([Amount]),0)) LOOKUP() 計算により、ビューの現在のセル (LOOKUP() の 2 番目の引数である 0 によって指定される) が参照され、その値が NULL である場合は ZN() 関数からゼロが返されます。この計算では行/列は追加されず、空のセルへの書き込みだけが行われるため、このオプションが機能するには、ビューに空のセルが存在する必要があります。たとえば、[Stage (段階)] が [行] にある場合、"Hibagon" にある段階行は 1 つだけです。[Stage (段階)] が [列] に移動されると、ビュー内の 1 つ以上の別プロジェクトに各段階があるため、"Hibagon" にある段階列は 3 つになります。 「Replace empty cells with last value(opt 3) (空のセルを最後の値で置換 (オプション 3))」などの名前を付けて、次のような計算の計算フィールドを作成します。IFNULL( LOOKUP(SUM([Amount]),0), PREVIOUS_VALUE(0) ) IFNULL(..., PREVIOUS_VALUE(0)) は NULL 値をこの計算の最後の値で置換し、これにより実行中の最後の値が作成されます。ビューの作成方法によっては、別の方法で PREVIOUS_VALUE() を計算する必要がある場合があります。「表計算での値の変換」を参照してください 必要となる結果に応じ、[マーク] カードの [テキスト] にある [Amount (量)] を [Replace empty cells with zero (opt 3) (空のセルをゼロで置換 (オプション 3))] または [Replace empty cells with last value (opt 3) (空のセルを最後の値で置換 (オプション 3))] で置換します(オプション) 値を右クリックして必要に応じて書式設定することにより、ビューの値をカスタマイズします。 次のビデオで説明されている手順を表示するには、上記セクションを展開します。注: ビデオに音声はありません。 クリックしてオプション 4 を展開 オプション 4: 元のデータを値のマスター リストに結合する このオプションでは、NULL、欠落しているデータ、またはビューからフィルターで除外されたデータの位置にゼロが表示されます。すべての段階のマスター リストが含まれるテキスト ファイルを作成します。元のデータとマスター リストの間でクロスデータベース結合を作成します。結合計算を使用して、1 = 1 で表を結合します。結合計算は Tableau Desktop 10.2 で追加された新機能です。以前のバージョンでは、参照元データ ソースでダミーのリンク フィールドを作成する必要があります。クロスデータベース結合や結合計算を作成する方法の詳細については、「データの結合」を参照してください。 [分析] > [計算フィールドの作成] を選択します。開いた [計算フィールド] ダイアログ ボックスで次の操作を行い、[OK] をクリックします。計算フィールドに名前を付けます。この例では、計算フィールドに「New Amount with zeros (0 を含む新しい量)」という名前を付けます式フィールドで、次のような計算を作成します。ZN( IF [Stage] = [Stage (Stage Master List)] THEN [Amount] END ) 結合により重複データが作成されるので、重複を削除するために、ディメンションが NULL であるか、マスター リストの同じ値で値が欠落している場合に、そのデータのみを表示します。ZN() 関数により、すべての NULL 値がゼロで置換されます。 「New Amount with last value (最後の値を含む新しい量)」などの名前を付けて、次のような計算の計算フィールドを作成します。IFNULL( SUM( IF [Stage] = [Stage (Stage Master List)] THEN [Amount] END), PREVIOUS_VALUE(0) ) IFNULL(..., PREVIOUS_VALUE(0)) は NULL 値をこの計算の最後の値で置換し、これにより実行中の最後の値が作成されます。ビューの作成方法によっては、別の方法で PREVIOUS_VALUE() を計算する必要がある場合があります。「表計算での値の変換」を参照してください 必要となる最終的な結果に応じ、[New Amount with zeros (0 を含む新しい量)] または [New Amount with last value (最後の値を含む新しい量)] を使用します(オプション) 値を右クリックして必要に応じて書式設定することにより、ビューの値をカスタマイズします。 次のビデオで説明されている手順を表示するには、上記セクションを展開します。注: ビデオに音声はありません。 クリックしてオプション 5 を展開 オプション 5: 欠落しているデータを参照元データ セットに追加する 元のデータ ソースを編集し、欠落しているデータを追加します。使用事例によっては、NULL のメジャーを持つダミーのレコードを追加してから上のオプション 1 の手順に従うことが最善の解決策である場合もあります。
詳細情報添付のワークブックの例では、"Superstore (スーパーストア)" サンプル データを使用して上記のオプションを示しています。すべての手順は "Original (オリジナル)" ワークシートから始まります。ゼロで置換する必要のあるブランクが発生するシナリオには、主に以下の 3 つがあります。NULL データ: これは、参照元データ セットにレコードが含まれるがメジャー バリューが NULL または空白である場合に発生します。添付の "NULL and Missing Examples.xlsx" Excel ワークブックでは、"Brosnya" プロジェクトで [In-Progress (進行中)] と [Completed (完了済み)] が NULL になっています。欠落しているデータ: これは、参照元データ セットにレコードがない場合に発生します。サンプル データでは、"Hibagon" プロジェクトで [In-Progress (進行中)] と [Completed (完了済み)] が欠落しています。フィルター データ: 添付のワークブックには、"Dalmatian" プロジェクトで [Started (開始済み)] と [In-Progress (進行中)] もフィルターで除外する [Date (日付)] フィルターがあります。プロジェクト "Dalmatian" では、参照元データ ソース内にすべての段階のレコードがあります。すべてのオプションで、NULL データはゼロに置換されます。オプション 3、4、および 5 では、欠落しているデータがゼロに置換されます。オプション 2、3、および 4 では、フィルターで除外されたデータがゼロに置換されます。[分析] > [表のレイアウト] > [空の行を表示]/[空の列を表示] オプションを使用すると、追加の行/列をビューに表示することができますが、これらの行に書き込み可能なデータはありません。クロス集計にメジャーが 1 つしかない場合、書式設定オプションですべての NULL 値を置き換えることができます。「NULL 値の書式設定」を参照してください。
この記事で問題は解決しましたか? 記事がご参考になったかどうか、フィードバックをお寄せいただきありがとうございます。 サポート ページに戻るには、ここをクリックします。 新しい問題を登録する 新しい問題を登録する 検索を続ける サポートページに移動するには、ここをクリックします。 ナレッジベース 問題や技術的な質問に対する詳細な回答と手順書を用意しています。 コミュニティ フォーラム、ユーザー グループ、アイデアにより、アクティブ コミュニティでソリューションの検索や共有が可能です。 製品のヘルプ 製品マニュアルおよびガイドの完全なリストを参照できます。オンライン、オフライン、PDF 版を用意しています。 トレーニングとチュートリアル ライブ、オンデマンド、クラスルームトレーニングで、Tableau製品を使いこなす方法を学べます。