この例では、ユーザーが選択した顧客とその他の顧客の合計売上を示す棒グラフを作成します。Tableau Desktop 2018.3 で追加された新しいセット アクション機能を使用します。
ステップ 1 - ソース シートの作成
これは、ユーザーが顧客を選択するシートです。
- [顧客名] を [行] シェルフにドラッグします。
- [Sales (売上)] を [列] シェルフにドラッグします
- [Sales (売上)] の 2 番目のコピーを [マーク] カードの [ラベル] にドラッグします。
ステップ 2 - ターゲット シートの作成
- データ ペインで [Customer Name (顧客名)] を右クリックし、[作成] > [セット…] を選択します。
- [セットの作成] ダイアログで、次の操作を行い、[OK] をクリックします。
- セットに名前を付けます。この例では、セットに "Selected Customers (選択した顧客)" という名前を付けます。
- チェックを付けた顧客と付けていない顧客が少なくとも 1 つずつあるようにします。
- [Selected Customers (選択した顧客)] を [行] シェルフにドラッグします。
- ビュー内の "In" という単語を右クリックし、[別名の編集] を選択します。
- [別名の編集] ダイアログで、"Selected Customers (選択した顧客)" のような名前を入力して、[OK] をクリックします。
- ステップ 4 ~ 5 を繰り返し、"Out" に "Other customers (その他の顧客)" という名前を付けます。
- [Sales (売上)] を [列] シェルフにドラッグします
- [Sales (売上)] の 2 番目のコピーを [マーク] カードの [ラベル] にドラッグします。
ステップ 3 - ダッシュボードの作成
- 新しいダッシュボードを作成し、ソースとターゲット ワークシートを追加します。
- [ダッシュボード] > [アクション…] に移動します。
- [アクション] ダイアログで [アクションの追加] > [Change Set Values (セット値の変更)…] をクリックします。
- [セット アクションの追加] ダイアログで、次のようにします。
- [ソース シート] で、[ソース シート] のみチェックします。
- [アクションの実行対象] で、[選択] を選択します。
- [ターゲット セット] で、1 つ目のドロップダウンから使用するデータ ソースを選択します。
- [ターゲット セット] で、2 つ目のドロップダウンから [Selected Customers (選択した顧客)] を選択します。
- [選択項目をクリアした結果] で、[セットからのすべての値の削除] を選択します。
- [OK] を 2 回クリックして、すべてのダイアログを閉じます。