最終修正日: 11 Oct 2022
環境
Tableau Desktop回答
Tableau Desktop 2018.3 以降のバージョンにアップグレードし、"Set Actions (セット アクション)" を使用します。添付のワークブックの例では、"Superstore (スーパーストア)" サンプル データ セットを使用して次の方法を示しています。- すべてのワークシートの名前を持つ 1 つのフィールドを含む表を作成します。この例では、[View (ビュー)] フィールドがある Excel シートを使用します。
- 既存のワークブックで、手順 1 のデータ ソースへの新しい接続を作成します。
- 新しいワークシートを作成し、[View (ビュー)] を行シェルフに配置します。この例では、ワークシートに "Source Sheet (ソース シート)" という名前を付けます。
- データ ペインの [View (ビュー)] を右クリックし、[作成] > [設定...] を選択します。
- [セットの作成] ダイアログで、セットに名前を付けて [OK] をクリックします。この例では、セットに "View Set (ビュー セット)" という名前を付けます。
- [分析] > [計算フィールドの作成] を選択します。
- 開いた [計算フィールド] ダイアログ ボックスで次の操作を実行し、[OK] をクリックします。
- 計算フィールドに名前を付けます。この例では、計算フィールドに "Is Map? (マップか?)" という名前を付けます。
- 式フィールドで、次のような計算を作成します。
MAX(IF [View Set] THEN [View] END = "Map")
OR COUNT(IF [View Set] THEN [View] END) = 0
- "Map" ワークシートに移動します。
- [Is Map? (マップか?)] をフィルター シェルフにドラッグします。
- [フィルター] ダイアログで、次の操作を行って [OK] をクリックします。
- [カスタム値リスト] を選択します。
- 黄色のバーに "True" と入力します (引用符は不要)。
- + 記号をクリックします。
- シート セレクタに含めるすべてのワークシートについて、手順 6 ~ 10 を繰り返します。
- "Source Sheet" ワークシートをダッシュボードにドラッグします。そこでは、表示/非表示にするワークシートが 1 つのレイアウト コンテナーに配置されます。
- [ダッシュボード] > [アクション…] に移動します。
- [アクション] ダイアログで [アクションの追加] > [セット値の変更…] をクリックします。
- [セット アクションの追加] ダイアログで、以下を実行して [OK] をクリックします。
- [ソース シート] で、"Source Sheet" のみにチェックを付けます。
- [アクションの実行対象] で、[選択] を選択します。
- [ターゲット セット] の最初のドロップダウンで、手順 1 で作成したデータ接続を選択します。
- [ターゲット セット] の 2 番目のドロップダウンで、"View Set (ビュー セット)" を選択します。
- [選択項目をクリアした結果] で、[セットからのすべての値の削除] を選択します。
詳細情報
セット [View Set (ビュー セット)] はすべての行に対して TRUE または FALSE を返すため、[Is Map? (マップか?)] 内の IF ステートメントはブール値を実際の [View (ビュー)] の値に変換します。その実際の [View (ビュー)] の値が "Map (マップ)" の場合、条件は TRUE です。最初の条件は、[View (ビュー)] のすべての値に対して TRUE または FALSE の値を返しますが、値の少なくとも 1 つが "Map (マップ)" であるかどうかだけが問題であるため、返された値のいずれかが TRUE であれば MAX() 集計は TRUE を返します。[Is Map? (マップか?)] の 2 番目の条件はオプションの追加であり、セットで値が選択されていない場合に TRUE になります。このようにして、このマップを、ユーザーが何かワークシートを選択する前に表示される既定のビューにします。
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