最終修正日: 20 Jul 2023
環境
- Tableau Desktop
回答
添付のワークブックの例では、"Superstore (スーパーストア)" サンプル データ セットを使用して次の方法を示しています。ステップ 1: 計算の作成
- [分析] > [計算フィールドの作成] を選択します。
- 開いた [計算フィールド] ダイアログ ボックスで、次のようにします。
- 計算フィールドに名前を付けます。この例では、計算フィールドに「Lower Hinge (下ヒンジ)」という名前を付けます。
- 式フィールドで、次のような計算を作成します。
WINDOW_MEDIAN( SUM([Sales]), FIRST(), INT((WINDOW_COUNT(MIN([Order ID]))+1)/2) - INDEX() )
- [OK] をクリックします。
- 「Upper Hinge (上ヒンジ)」などの名前を付けて、次のような計算の計算フィールドを作成します。
WINDOW_MEDIAN( SUM([Sales]), INT(ROUND((WINDOW_COUNT(MIN([Order ID]))+1)/2,0)) - INDEX(), LAST() )
- 「Upper Whisker (上ひげ)」などの名前を付けて、次のような計算の計算フィールドを作成します。
WINDOW_MAX( IF SUM([Sales]) < [Upper Hinge] + 1.5*([Upper Hinge]-[Lower Hinge]) OR SUM([Sales]) = [Upper Hinge] THEN SUM([Sales]) END )
- 「Lower Whisker (下ひげ)」などの名前を付けて、次のような計算の計算フィールドを作成します。
WINDOW_MIN( IF SUM([Sales]) > [Lower Hinge] - 1.5*([Upper Hinge]-[Lower Hinge]) OR SUM([Sales]) = [Lower Hinge] THEN SUM([Sales]) END )
- [Lower Hinge (下ヒンジ)]、[Upper Hinge (上ヒンジ)]、[Lower Whisker (下ひげ)]、[Upper Whisker (上ひげ)] を [マーク] カード の [詳細] にドラッグします。
ステップ 2: [次を使用して計算] の設定
このステップでは、データの構造化方法に応じて、2 セットの手順があります。最初の方法はより簡単ですが、ビューの各円を定義しているフィールドが 2 つ以上のボックス プロットで同じ値を保持していない場合にのみ機能します。
方法 1:
- [マーク] カードの [Order ID (オーダー ID)] を右クリックし、[並べ替え] を選択します。
- [並べ替え] ダイアログで、次を実行します。
- [並べ替え順序] で、[昇順] を選択します。
- [並べ替え] で、[フィールド] を選択します。
- ドロップダウンで、[Approval Time (BD) Per Request Value (要求値ごとの承認時間)] と [Average (平均)] を選択します。
- [OK] をクリックします。
- [マーク] カードの [Lower Hinge (下ヒンジ)] を右クリックし、[次を使用して計算] > [Order ID (オーダー ID)] を選択します。
- [Upper Hinge (上ヒンジ)]、[Lower Whisker (下ひげ)]、[Upper Whisker (上ひげ)] すべてに対してステップ 3 を繰り返します。
- [マーク] カードの [Lower Hinge (下ヒンジ)] を右クリックし、[表計算の編集] を選択します。
- [表計算] ダイアログで、次を実行します。
- [次を使用して計算] で、[特定のディメンション] を選択します。
- ディメンションのリストのすべてのディメンションをチェックします。
- [Sub-Category (サブカテゴリ―)] をディメンションのリストの最上部に移動します。
- [実行レベル] で、[最も深い] を選択します。
- [再開間隔] で、[Sub-Category (サブカテゴリ―)] を選択します。
- [自動並べ替え] をクリックし、[並べ替え] ドロップダウンを開きます。
- [カスタム] ラジオ ボタンを選択します。
- ドロップダウンで、[売上]、[合計] を選択します。
- [昇順] ラジオ ボタンを選択します。
- [Upper Hinge (上ヒンジ)] に対してステップ 1 ~ 2 を繰り返します。
- [マーク] カードの [Lower Whisker (下ひげ)] を右クリックし、[表計算の編集] を選択します。
- [表計算] ダイアログで、次を実行します。
- [ネストされた計算] にあるドロップダウンで、[Lower Hinge (下ヒンジ)] を選択します。
- 2 のすべてのサブ ステップを繰り返します。
- [ネストされた計算] にあるドロップダウンで、[Upper Hinge (上ヒンジ)] を選択します。
- 2 のすべてのサブ ステップを繰り返します。
- [ネストされた計算] にあるドロップダウンで、[Lower Whisker (下ひげ)] を選択します。
- ディメンションのリストのすべてのディメンションをチェックします。
- [Order ID (オーダー ID)] のみをチェックします。
- [Upper Whisker (上ひげ)] に対してステップ 3 ~ 4 を繰り返します。
- ビューで [Sales (売上)] 軸を右クリックし、[リファレンス ラインの追加] を選択します。
- [リファレンス ライン、バンド、またはボックスの追加] ダイアログで次の操作を行います。
- [線] を選択します。
- [スコープ] で、[セルごと] を選択します。
- [値] で、[SUM(Sales) (合計(売上))]、[Median (中央値)] を選択します。
- [ラベル] で、[値] を選択します。
- [線] で、[なし] を選択します。
- [OK] をクリックします。
- [SUM(Sales) (合計(売上))] の代わりに計算を使用して、[Lower Hinge (下ヒンジ)]、[Upper Hinge (上ヒンジ)]、[Lower Whisker (下ひげ)]、[Upper Whisker (上ひげ)] に対してステップ 1 ~ 2 を繰り返します。
詳細情報
- [SUM(Sales) (合計(売上))] は、ボックス プロット ビューで使用されるメジャーと集計に置き換える必要があります。
- [Order ID (オーダー ID)] は、ビュー内の各円の作成に使用されるフィールドに置き換える必要があります。
- ビューが非集計の場合は、[Sales (売上)] をディメンションに変換し、[Order ID (オーダー ID)] の代わりに [Sales (売上)] を使用します。
- [Sub-category (サブカテゴリ―)] は、各ボックス プロットの作成に使用されるフィールドに置き換える必要があります。
- ビューに 3 つ以上のディメンションが含まれる場合、表計算を計算する方法をカスタマイズする必要があります。正確なソリューションはさまざまですが、通常のソリューションでは、[表計算] ダイアログの [列] シェルフにあるディメンションをオンにし、他のすべてのディメンションはオフのままにします。
- Tableau は Tukey 包括的ヒンジを使用します。Tukey 包括的ヒンジの計算方法についての詳細な説明は、「How to do Box Plot Calculations in Tableau」を参照してください。
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